福岡県で初の試み 撮影場所は観光列車の中! 無料のウエディングフォト企画に応募殺到
16日、福岡では初めてという“ある場所”でウエディングフォトの撮影が公開されました。非日常の空間で撮影できる、その斬新な場所を取材しました。
■中村安里キャスター
「幸せな空気につつまれながらウエディングフォトの撮影が行われているんですが、実はここ、写真館ではなく、観光列車の車内なんです。」
16日、JR九州の観光列車『36ぷらす3』の列車内で行われたのは、ウエディングフォトのシミュレーションです。豪華な内装のなかで、モデルが撮影に臨みました。
この試みは、JR九州と結婚式場の運営会社が共同で企画したもので、応募で当選したカップルが、観光列車のなかで、無料でウエディングフォトを撮影することができます。
JR九州が観光列車を使用していない時間を有効活用しようと社員から募った企画で、鉄道ファンや“コロナ禍”で結婚式を諦めたカップルの参加を見込んでいます。
■中村キャスター
「続いては博多駅前広場に移動してきました。こちらでは博多駅をバックに写真を撮ることができます。」
撮影は博多駅前広場や屋上のほか、普段入ることができない線路内でも行われ、ロマンチックな写真を撮ることができます。
■JR九州 営業課・柏 裕介 担当課長
「人生の大事な思い出を、この列車の場所を使って思い出に刻んでいただくことで、これから先、人生のライフステージの節目に、また改めて列車をご利用いただければありがたいなと思っております。」
企画に応募できるのは、来年5月末までに結婚式を行えるカップルです。定員は9組で、10月25日の応募締め切りを前に、すでに200組以上の応募がきているということです。
JR九州では来年度以降商品化も検討していて、観光列車の新たな活用方法になりそうです。