福岡県にインフルエンザ注意報「今後さらなる流行を予想」手洗いやマスク着用など呼びかけ
福岡県は5日、インフルエンザ注意報を発表しました。
県内198の医療機関からの定点報告で、1医療機関あたりの患者が12月1日までの1週間で11.43人となり、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いとされる、基準値の10人を超えました。前の週の1.97倍に増えています。
県内の地区別の流行状況は北九州地区で17.44人、福岡地区で12.31人、筑豊地区で6.84人、筑後地区で4.85人となっています。
定点あたりの報告数が30人を超えると警報となります。
今シーズンの県内での学級閉鎖、学年閉鎖、休校などの報告は、12月1日までに小学校103校、中学校2校、高校6校など合わせて144施設に上っています。
県は今後、さらなる流行が予想されるとして、手洗いや適切なマスクの着用、栄養や睡眠をとるなど体調管理をすること、部屋の換気を定期的に行うことなどを呼びかけています。
最終更新日:2024年12月5日 16:36