障害者の就労支援サービス事業所が給付金3800万円を不正請求 利用実績や職員の配置を偽る 福岡
福岡県久留米市は28日、給付金を不正に請求したなどとして、障害者の就労支援サービス事業所の指定を取り消す行政処分を行いました。
指定を取り消されたのは、久留米市で一般社団法人「サポートピア城島」が運営する、障害者の就労支援サービス事業所「さざんか」です。
久留米市によりますと「サポートピア城島」は、2020年9月から2024年7月にわたって、障害者の利用実績や職員の配置を偽るなどして、国と市からの給付金およそ3800万円を不正に請求したということです。不正請求は2024年7月の久留米市の監査で発覚しました。
久留米市は、不正請求額に40パーセントを加えた5400万円の給付金の返還を求めています。
「サポートピア城島」の代表はFBSの取材に対し「書類管理のずさんさを反省している」などと説明しています。