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【能登半島地震】福岡市が市営住宅で家具・衣類・寝具など無償提供 被災した人を受け入れ

2024年1月9日 17:40
【能登半島地震】福岡市が市営住宅で家具・衣類・寝具など無償提供 被災した人を受け入れ
福岡市が地震で被災した人への支援策を発表

能登半島地震を受け、福岡市は、市内に避難してきた被災者への新たな支援策を発表しました。家具・衣類などの提供や妊婦・乳幼児への保健サービスなどを行います。

■福岡市・高島市長
「本当に一刻も早くスムーズな支援が行き届くことを、我々も全力でサポートしていきたい。」

福岡市は、市内に避難してきた被災者に市営住宅や家具、衣類・寝具などを無償で提供します。妊婦や乳幼児の健診は、福岡市民と同じサービスが受けられるようにします。

避難してきた子どもを小・中学校と特別支援学校で受け入れる態勢も整え、避難してきた児童1人が9日から通い始めています。いずれの支援も、住民票を移さずに受けることができます。

市営住宅の申し込みは、地震などで住宅が全壊または半壊、床上浸水などの損害を受け、住むことが難しくなった人が対象で、罹災証明書を後日、提出する必要がありますが、当面は被災状況がわかる写真での確認など状況に応じて対応するとしています。

当面20戸を用意していて、入居期間は原則として最長6か月です。電気、ガス、水道や共益費などは自己負担です。

福岡市の住宅運営課が窓口で、電話番号は092-271-2553、FAX番号は092-271-2556です。平日 午前9時から午後6時 まで受け付けています。

9日午後には、福岡市が派遣する給水隊の第2陣が被災地に向け出発しました。

■津留弘徳 隊長
「被災地の方のお力になれるよう、一生懸命活動してきます。」

福岡市は1月4日から第1陣の給水隊8人を現地に派遣していて、石川県能登町を回って応急給水にあたっています。9日に出発した7人は第1陣と交代し、現地で支援を続けます。

福岡市水道局は必要に応じて、今後も職員を交代させながら給水隊の派遣を続ける方針です。

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