北九州空港の滑走路延伸工事が着工 物流の拠点化進む
物流の拠点化が進む北九州空港で、滑走路を500メートル延長する工事が始まりました。2027年の運用開始を目指しています。
北九州空港の滑走路を延長する事業の着工式は2日午前、北九州市小倉北区のホテルで行われました。
■斉藤国交相
「北九州空港が物流2024年問題にも対応する国内・国際の貨物輸送の拠点となることを期待しています。」
北九州空港の滑走路は現在の2500メートルから3000メートルに延長される計画です。
滑走路の延長によって欧米の主要都市に向けた大型貨物専用機の長距離運航が可能になり、九州で唯一の24時間空港として物流の拠点化がさらに進むことになります。
総事業費は約130億円の見込みで、4年後の2027年8月31日に運用が始まる予定です。