福岡県内でことし初の症例となる「はしか」の感染が確認されました。県内での感染確認は3年ぶりです。

福岡県によりますと、11月23日、ベトナム・ハノイから福岡空港に到着したベトジェットエア便に搭乗していた、福岡県内在住の10歳未満の男の子が翌日に発熱を訴えました。後日入院し、29日、はしかの感染が確認されました。

男の子はベトナムで感染したとみられ、ワクチンの接種歴はないということです。また、男の子は福岡空港に到着後、公共交通機関は利用していません。

男の子は現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。

はしかは感染力が極めて強く、手洗いやマスクのみでの予防は難しいため、福岡県ではワクチンの接種を呼びかけています。