【大雨】「また、ことしも」田んぼに押し寄せた水 田植えを終えたばかりの男性「苗が窒息」福岡
1日、九州北部を襲った大雨。各地で浸水被害が出ました。
こちらは、1日夕方の福岡県久留米市北野町の様子です。川から水があふれ、辺り一面、広い範囲で冠水しているのがわかります。
一夜明けた2日。冠水した現場を訪ねました。農業を営む佐藤弘也さんです。
■佐藤弘也さん
「ギリギリ、あぜ道が見えるぐらいだった。その後、水が来ていたので、夕方には水の量は増していたのでは。」
佐藤さんは3日前に稲を植えたばかりだといいます。
■佐藤さん
「田植えが終ったばかり。水の管理が大事な時期。あれだけ雨が降ると苗が水につかって窒息、タニシの被害が広がっていく。そこが心配。」
佐藤さんは、ほぼ毎年のように大雨による被害を受けています。
■佐藤さん
「また、ことしもか。あと2か月は水害にヒヤヒヤしながら仕事をしていかなければと思います。」
まだ続く梅雨。3日は梅雨の晴れ間となりそうですが、大雨への警戒は続きます。