【速報】前日に運航を再開したクイーンビートル 再び欠航 船内の溶接部分にヒビが見つかる 福岡
前日に運航を再開したばかりの高速船、「クイーンビートル」が12日、再び欠航となりました。船体に異常が見つかり、点検と修理を行っています。
博多と韓国・釜山を結ぶクイーンビートルは5月31日、運航中に船首部分で浸水が見つかり、修理のため運航を取りやめていました。
7月11日に再開しましたが、翌日の12日午前7時の点検で船体に異常が見つかり、午前9時の博多発の便の欠航を決めました。
JR九州高速船によりますと、船の内部の溶接部分に最大5センチほどのヒビが入っているのが見つかり、九州運輸局に報告して検査と修理のため欠航となりました。
停泊中に波にあおられ、岸壁に設置された「防舷材(ぼうげんざい)」と呼ばれる緩衝材に、船の側面がぶつかったのが原因と見られるということです。
この便には130人が乗船する予定でしたが、別の会社のフェリーに振り替えか払い戻しとなりました。
クイーンビートルは1日1往復、運航していて、13日の再開を目指します。
再開翌日に再び欠航となったことについて、JR九州高速船の担当者は「お客様にご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と話していました。