「うきはの宝」も県知事賞に 福岡の優れた"6次化商品"を表彰
農林水産物の生産から加工・販売までを一手に行う"6次産業化"の取り組みで、福岡県内の優れた商品を表彰するイベントが開かれました。
福岡市中央区で開かれた表彰式では、応募があった42の"6次化商品"のうち、11の商品が表彰されました。
"6次産業化"とは、農林水産物の生産から加工・販売までを一手に行うことです。
2023年度の県知事賞には、豊前市の「豊前姫かほりごぼう茶」と、うきは市の「ばあちゃんが作った焼き芋干し芋」が選ばれました。
このうち、うきは市の干し芋は、75歳以上の高齢者が働く企業・うきはの宝が地域ぐるみで作っている商品で、3年以上改良を重ね完成したということです。
◇うきはの宝・国武トキエさん(77)と内藤ミヤ子さん(87)
「(サツマイモの)蒸し具合で品質がちょっと変わるから、それに気を使いながら作った。(食べた人に)おいしいって言ってもらうのが一番。私たちの元気のもとになる」
表彰された商品の一部は、2月6日・火曜日まで福岡市の博多マルイで販売されます。