中高生が最先端の「ロボット手術」を体験 アームを遠隔で操作 北九州市立医療センター
夏休みの中高生ががん治療などで使われるロボット手術を体験するイベントが開かれました。
24日、北九州市立医療センターで開かれたイベントには、中学生や高校生30人が参加し内視鏡手術の支援ロボット「ダヴィンチ」の操作を体験しました。
「ダヴィンチ」を使ったロボット手術では、医師が立体的な画像を見ながら人の手よりも細かい動きが可能なアームを遠隔操作します。
がんの摘出などの手術で患者への負担を小さくできるのが特徴で、24日はゴムをつかむ動きなどを体験しました。
■参加した中学1年生
「つまむ動作が難しくて、これをやっている人はすごいなって。」
■参加した高校2年生
「医療関係者として、日本の未来を担う誰かを助けられるような人になりたいと思いました。」
主催者は「最先端の技術を知ることで子どもたちに医療に興味を持ってほしい」と話していました。