七草がゆで無病息災 三次では伝統の「的弓祭」
1月7日は「七草の日」です。広島護国神社では1年の無病息災を祈り、「七草がゆ」がふるまわれました。セリやナズナなどの春の七草は早春にいち早く芽吹くことから、食べると邪気を払い健康に過ごせると言われています。1000食がふるまわれ、参拝客は一年の無病息災を願いながら味わっていました。
「すごくお塩がきいていておいしい。今年一年健康に生活できるようにありがたくいただきます」
「いい一年になるといいと思いながら食べました」
一方、雪が降りしきるなか、三次市にある須佐神社では江戸時代初期から伝わる「的弓祭」が行われました。宮司が「弓」と「かぶら矢」を打ち鳴らして悪魔を追い払います。若松の下に置かれた的をめがけ矢を射ると、訪れた人は家の神棚に飾ると健康に過ごせるとされる枝を素早く取っていました。
「転機の1年になればいい平和であってくれればそれでいいと思っている」
「いい感じですよね神様に差し上げておかげがあると思いますよ」
新しい年が明けて1週間。新年の願いが続いています。
《2025年1月7日放送》