大規模買収事件 元広島市議・谷口被告の有罪確定 最高裁
2019年の参院選を巡る大規模買収事件で、河井克行元法務大臣から現金を受け取った罪に問われた元広島市議・谷口修被告の有罪が確定しました。
元広島市議の谷口修被告は、2019年の参院選を巡り、河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させる目的で、現金50万円を受けとったとして、1審と2審で有罪判決を受けていました。
無罪を主張していた弁護側は判決を不服とし、最高裁判所に上告しましたが、10月7日に退けられ異議を申し立てていました。
これを受け、最高裁判所第二小法廷の三浦守裁判長は、10月28日付けで、異議申し立てを棄却。谷口被告は罰金40万円などの有罪判決が確定し、公民権が5年間停止されます。
一連の大規模買収事件を巡り、被買収とされた地方議員で有罪判決が確定したのは、8人目です。
【2024年11月1日】