「定額減税」便乗の詐欺被害 広島県内で2件確認
2024年6月から始まる1人4万円の定額減税に便乗した還付金詐欺の被害が広島県内で2件、確認されました。警察によると、尾道市内の60代の女性は2024年4月8日、税務署職員を名乗る男から電話があり、6月から始まる定額減税を理由に「手続きをしないと還付金が受け取れない」と言われ、受け取りに必要とされる番号を告げられました。その後、銀行のコールセンターを名乗る男から、ATMに行くよう促され、指示に従って番号を入力したところ、およそ49万円をだましとられました。また、広島市内の60代の男性も5月、同様の手口の被害に遭ったということです。警察は「電話で定額減税の還付金とATMのキーワードがでたら詐欺」として、注意を呼びかけています。
【2024年5月22日 放送】