慰霊碑前で被爆ピアノの演奏 原爆の犠牲になった広島市の職員らを追悼 広島
原爆の犠牲になった広島市の職員らを追悼しようと、被爆ピアノの演奏が行われました。
被爆ピアノの演奏は、広島市役所にある慰霊碑の前で行われ、原爆で亡くなった職員や市議ら445人に捧げられました。原爆慰霊碑での演奏はピアノ調律師の矢川光則さんが来年の被爆80年に向けて取り組んでいます。きょうは、矢川さんが所有する爆心地から1.5キロで被爆したピアノが使われ、慰めや再生をテーマにした3曲を市の職員が奏でました。
■矢川さん
「平和ということを考えてもらうまず一歩きっかけづくりにはなっています」
来年8月5日まで、できるだけ多くの慰霊碑の前で演奏を続けるということです。
【2024年7月16日 放送】