「自分らしい花を咲かせてください」県立高校で卒業式 ヒマワリのサプライズ
旅立ちの春です。県内では4日、およそ半数の公立高校で卒業式が行われ、広島市の高校では、教職員が“ヒマワリ”のサプライズです。
■安西高等学校 齊藤賢二 校長
「自分らしい花を咲かせてください。このヒマワリのように」
旅立ちの日を迎えた広島市安佐南区の県立安西高校です。卒業生の胸元や式次第など卒業式にはたくさんの「ひまわり」が…。「何があっても上を向いて人生を歩んでほしい」という思いから、教職員がサプライズで企画しました。
■安西高等学校 齊藤賢二 校長
「私が着任したときに今の卒業生は入学してきた。一緒に3年間過ごしたのでヒマワリというテーマのプチサプライズを考えました」
3年生61人は、「ありがとう」と書かれたヒマワリの横断幕と在校生に見送られ、学び舎をあとにしました。
■卒業生
「めっちゃ感動的でした。先生の支えがあったから今があるなと思います」
「自分たちの学年が明るい感じだからヒマワリにしたのかなって思いました」
「将来の夢の介護(福祉)士になれるように学校に頑張って通います」
4日は、県内103の公立高校のうち48校で卒業式が行われ、新たな門出を迎えました。
《2025年3月4日放送》