広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。澤村優輝アナウンサーが、広島が日本一の生産量を誇るレモンをふんだんに使った、尾道市で開催されるお祭りについてお伝えします。

それが、３月１６日（日）に生口島で行われる「せとだレモン祭（まつり）」です。２０２５年で９回目を迎えます。瀬戸内レモンの全国的な認知度アップに伴い、今では島外や尾道市外からも、来場者が訪れるお祭りです。

お祭りのタイムスケジュールの一部を見ると、レモンに関するイベントが盛りだくさんです。イベントオリジナルのレモンにまつわる競技は、おそらく世界で唯一であることから「世界選手権」と銘打っています。名前を見て想像できる競技から、想像力を掻き立てられるような競技まで、全てにおいて世界最高峰のステージとなっています。

「せとだレモン重量当て選手権」では、その場で指定された重量になるように柑橘を選び、その差がどのくらいなのかを競います。２０２４年は、指定された重量７ｋｇに対して、こちらの家族は７．０１ｋｇ（誤差０．０１ｋｇ）で、見事優勝し世界一となりました。

「ハートキャッチレモキュア世界選手権」は、お盆からお盆へレモンの皮を投げ渡す競技です。この競技を制したのは、重量当てで優勝したご家族で、見事２種目で栄冠に輝きました。

他にも、どんな人でもチャレンジできる「レモン早食い選手権」もあります。

「レモンタワー世界選手権」では、中身をくり抜いたレモンの皮を、どのくらい高く積むのかを競います。競技は、制限時間１分で皮を積み上げていくことから、バランス感覚やスピードも問われます。

澤村アナも、レモンの皮を借りて「レモンタワー選手権」にチャレンジしました。記録は２８ｃｍで、世界記録の３８ｃｍには及びませんでした。

その他にも、様々な競技が行われます。エントリーは当日受付となりますが、午前中に予選が行われる競技もあります。詳しくは、公式サイトにてスケジュールなどをご確認ください。競技に使用されるレモンは、レモンケーキなどのお菓子作りで中身を使った後の物だそうです。

また、レモンのバームクーヘンをどれだけ長く焼くことができるかに挑戦する「コイロング・レモンバームクーヘンチャレンジ」があります。挑むのは、瀬戸田高校の皆さんです。ギネス記録は「広島みなとフェスタ」で達成した２０．８７mです。この記録を超えるために、２０２５年は３ｍのバームクーヘンを、午前と午後で来場者と一緒に焼き上げるそうです。是非、こちらも楽しんでみてください。

「第９回せとだレモン祭」は、３月１６日（日）午前１０時から、瀬戸田市民会館前広場にて開催されます。雨天決行です。会場には多くの出店もあり、レモンを使ったメニュー満載で皆さんをお待ちしていますので、ぜひ足を運んでみてください。