広島県警 山岳遭難事故の迅速な救助にアプリ活用へ
広島県警は、山で遭難事故が発生した際の迅速な救助を目指して、登山アプリの運営会社と連携することになりました。
県警が協定を結んだのは、登山アプリ「コンパス」と「YAMAP」の運営会社です。遭難事故が発生した際、このアプリの利用者であれば電波の届かない所でも位置情報が取得できます。
県警の井上地域部長は「山岳遭難発生時の、素早く的確な救助活動につながると確信しています」とアプリの活用に期待を示しました。
県内では2023年、山岳遭難事故が27件起きており、いずれもルートなどを記載する登山届は提出されていませんでした。
(2023年11月10日放送)