被爆建物「旧日本銀行広島支店」の復元工事が終了 9日から公開はじまる
広島市中区にある、被爆建物「旧日本銀行広島支店」の復元工事が終わり、9日から公開が始まりました。
復元工事は「国の重要文化財」指定を目指し、建物の価値を高めようと、広島市が去年3月から実施していました。被爆からの復旧工事を終えた1950年代の姿に近づけるため、壁や建具・床板などを当時の色で再現…。2階の支店長室は、爆風で吹き飛ばされた窓ガラスの破片が突き刺さった跡を残し、天井や床に敷いた絨毯は、当時を再現しました。
■広島市市民局文化スポーツ部 横山徹也 文化振興課長
「是非多くの方に来ていただいてこの建物の歴史を知っていただいて平和の尊さを感じて体感していただければと思います」
開館時間は、午前10時から午後5時までで、無料で見学できます。
《2023年11月9日》