ドローンで「紅葉狩り」 秋色に染まる三段峡 広島県安芸太田町
秋の深まりとともに、県内各地で紅葉が見ごろを迎えています。今回、紅葉の名所として人気の「三段峡」で陸と空から紅葉狩りをしてきました。
国の特別名勝「三段峡」。全長16キロにも及ぶ日本有数の「渓谷美」がもっとも鮮やかになる季節がやってきました。
■塚原美緒 気象予報士
「渓谷を彩る紅葉。その美しさを空からご覧ください」
■塚原美緒 気象予報士
「葉の一枚一枚のグラデーションもきれいで渓谷の水面の深緑色によく映えていますね。 滝が流れています。姉妹滝ですね。紅葉と滝、まるで日本画のような世界ですね」
三段峡には12の滝があります。
■広島市内から
「紅葉もきれいだし、川の感じがとてもきれいで、渓谷もきれいだった」
■広島市内から
「奥に行くごとに紅葉がだんだん色づいてきて主人と見ながらきれいだねと言いながらきました」
さらに深まる秋を求めて、上流側へ。
■塚原美緒 気象予報士
「標高が200メートルも違うと紅葉の進み具合も全然違いますね。冷え込みが強いので色づいた木々も多くなっています」
美しい紅葉を眺めながらそれぞれの時間が流れます。
■塚原美緒 気象予報士
「こんにちは。お弁当でしたか」
■広島市内から
「どこか散策しながら良い場所があったら食べようかねと家でサンドイッチつくってきた」
■塚原さん
「紅葉の下で食べるのはいかがですか」
■広島市内から来た人
「空気もおいしいし、おいしく食べています」
色づいた木々が織りなす絶景にふれようと、去年は紅葉シーズンに約3万人が訪れました。
■塚原美緒 気象予報士
「冷たい。少しつけるだけで指先が凍えます。こうして見ている間にも葉が一枚一枚落ちて水面流れていく。秋が暮れていくのを感じます」
三段峡の紅葉はこれからさらに鮮やかさを増していきます。
【2023年11月9日放送】