広島市長 今年も職員研修で教育勅語引用の経緯を説明
広島市の松井市長は戦前・戦中の教育方針「教育勅語」の一部を今年度も職員研修で引用し、12日、経緯を説明しました。
市民団体は「教育勅語」は憲法で否定されいるとし、民主主義行政を行う市長とは相容れないと使用の中止を要請していました。
松井市長は今年度から教育勅語の一文と共に、憲法前文の一部を抜粋しました。
★広島市 松井一実 市長
「公務員としてこの憲法を尊重し擁護する義務を果たすために、こんなふうに考えると見せている」
「教育勅語」の引用は「多面的な考え方」への対応と、これまでの説明を繰り返しました。
(2024年4月12日放送)