43年続く秋の風物詩 広島・庄原市で防犯かかしコンクール始まる
秋の実りを守る「かかし」のように地域を守ろうと、庄原市で「防犯かかしコンクール」が始まりました。
長さ3メートルの注射器。違法な薬物に手を出さないよう呼び掛けます。
庄原警察署の玄関前には11日、防犯を呼びかける15体の「かかし」がお目見えしました。全国地域安全運動の一環として行なわれている、このコンクールは43年続く秋の風物詩です。
「闇バイト」や「特取詐欺」などをテーマに、各地区の防犯組合が制作した力作が並びます。
■訪れた市民
「回を重ねるごとに、いろんな知恵が出て良くなってこられますね。」
「地域のためにはすごくいいと思います。」
■庄原市防犯組合連合会 上原清司会長
「詐欺にかかってお金をとられる人が多い。このかかしを見てもらって、詐欺にかからないようにしていただきたい。」
「かかし」は10月20日まで展示され、地域に防犯を呼び掛けます。
(2023年10月11日放送)