サッカー体験や歴史を学ぶ『広島サッカーミュージアム』を徹底プレゼン!試合がない日もスタジアムに行ってみよう! 【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。試合のない日のサカスタについてプレゼンします。
2月に開業したばかりの広島市のサッカースタジアムについてお伝えします。試合がある日は、たくさんのファンやサポーターが駆けつけるという印象があります。今シーズン、開幕して2試合のホームゲームが行われていますが、昨シーズンのホームゲームの開幕からの2試合の観客者数を比べてみると、倍近くの観客者が会場を訪れて応援していることがわかります。
試合がない日のサカスタで楽しもう!
「せっかく新しくできたスタジアムなんだから、試合がない日でもたくさんの人が集まるといいのにな。」と思っている人も多いと思います。今回は、新しくできたサッカースタジアムを試合がない日も楽しめる情報をお届けします。
見どころ満載!広島サッカーミュージアム
入口を入ると、サポーター投票で選出された歴代イレブンや、名監督を迫力満点に描いた大きな壁画が出迎えてくれます。レジェンド選手や現役で活躍した選手など、選手や監督たちが幅広く描かれており、古参のファンも懐かしいと感じられます。
内部に進むと、サッカーの歴史を学ぶことができるゾーンがあります。広島とサッカーの歴史の関わりや、原爆投下後からの復興の足跡、また、どのようにサッカー王国広島が築かれていったのかを学ぶことができる展示があります。さらに、サンフレッチェ広島に詳しくない人も楽しめるクラブの歴史を学ぶことができるゾーンもあります。
サッカーをしている子供たちが学べる展示もあります。森﨑浩司さんや和幸さん、駒野さんらがコーチとなってシュートやトラップ、パスについてアドバイスをしている展示があります。紐を引っ張ると、どの角度から蹴り上げると、どれぐらいボールが飛んでいくのかという説明に加え、体験ができるようになっています。
展示の中には、ゴールキーパーで日本代表の大迫啓介選手の腕の長さや、手の大きさを比べることができる展示もあります。大迫選手の手の大きさは26cmで、プロの身体的な特徴を捉えることができます。
さらに実際に身体を動かしてサッカーに触れられる体験ブースが3つあります。パスに特化したゲーム、PK、シュートに特化したゲーム、そしてドリブルに特化したゲームがあり、それぞれ成績を出すこともできます。
プレイ後には、自分の成績を年齢や点数に応じてシールを貼り付けることができる場所もあります。赤いラインは、スタジアムの開業前にレジェンド選手たちが体験を行った時のスコアだそうです。この記録を超えられるかというところも、自分たちで競い合いながら楽しむことができます。
このような内容が詰まったミュージアムの魅力について、クラブ・リレーションズ・マネージャーの森﨑和幸さんはこのように話しています。
■クラブ・リレーションズ・マネージャー 森﨑和幸さん
「ただ見るだけじゃなくて、実際にプレーもできるので、サッカー選手になったつもりで体験してもらえたらと思います。年齢問わず大人から子供までできますし、ゲームだけでなく、歴代のユニフォームや写真が展示されているので、多くの方に来てもらってここで時間を使ってもらいたいなと思います。」
サッカーに詳しくなくても一緒に楽しめ、体験できるミュージアムになっています。体験できるブースがあることで、サッカーを身近に感じたり、観戦に行ってみようと思う人が増えることが期待されます。ミュージアムの入場料は大人500円、小中学生300円で、休場日を除く通年営業しています。予約なしでも入場可能ですが、サンフレチケットから事前に予約をして行くことも可能です。試合がない日も、ご家族やお友達と足を運んでみてください。
【テレビ派 2024年3月28日放送】