大型連休を海外で過ごした人たちは、空の便で帰国しました。止まらない円安や物価高を実感した人もいるようです。

広島空港の国際線到着ロビーには、大きな荷物を持った旅行客などの姿がありました。

■男性（韓国旅行から帰国）
「ごはんいっぱい食べました。スンドゥブとスンドゥブ…スンドゥブは3回食べた
　よね」

午後到着のソウル便はほぼ満席という人気ぶり。しかし、去年のこの時期に比べ韓国ウォンに対しても1割ほど円安が進んでいることもあり、旅行でのお得感はやや薄れているようです。

■女性（韓国旅行から帰国）
「思ったより安くないなっていう感じはありました。服とかも食べ物もそうでし
　たね。前よりは高いかなっていう」

上海からの到着便に乗っていたのは、中国を経由しオーストラリアで過ごした家族です。

■男の子（オーストラリア旅行から帰国）
「カンガルーに餌やったりコアラを抱っこしたりしたのが楽しかったです」

旅費は、家族4人でおよそ100万円に。

■男性（オーストラリア旅行から帰国）
「向こうに行ったら食費が倍というか3倍というか。お金がだいぶかかったなと　
　いう感想がありました。自炊できるものを持って行って、オージービーフを買
　って焼いてとか」

歴史的な円安の中、財布と相談しながら過ごすゴールデンウィークとなったようです。
【2024年5月6日放送】