突風による機械の異常など複数の原因 エディオンピースウイング広島のバトン落下で調査結果公表
エディオンピースウイング広島で旗を掲げるバトンが落下したのは、機械の異常など複数の原因によるものでした。
長さ15メートル、重さ70キロほどのバトンは5月11日の試合中、約40メートルの高さから無人の観客席に落下しました。広島市の調査結果によると、当時バトンは突風の影響で揺れながら上昇。そのため、バトンを吊るワイヤが緩んで正常に巻き上げられず、巻き上げ機に想定以上の負荷がかかったことで昇降装置の一部が破損し、バトンが落下したということです。また、風速計の設置や異常時に装置を止める機能もありませんでした。
事故を受け、市は装置を撤去し、夏頃をめどにスタジアム南東に旗を掲げる場所を新たに設ける方針です。
(2024年5月31日放送)