注目は天井のデザイン 3月24日開業の「ミナモア」中央アトリウム空間を公開 広島
■宮脇靖知キャスター リポート
「こちらがきょう公開された駅ビルの顔ともいえる中央アトリウム。開放的な空間で、ここに広電の電車も乗り入れることで、ここからまた新たに広島に盛り上がりが生まれそうです」
3月24日に開業を迎える新しい広島駅ビル「ミナモア」。公開されたのは、2階から5階の一部が吹き抜けとなった中央アトリウム空間です。
注目は天井のデザインです。
アルミで出来たパーツの大きさや材質、設置する角度を変えることで、川の水面のようなきらめきを表現します。壁面も波打つデザインで、川のまち広島の表情豊かな風景と重なります。広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が共同で白を基調とした一体的な空間としました。3階には川辺にある雁木を模したテラス席を設置。くつろぎの場を演出します。
■JR西日本 広島駅ビル工事所 伊豫田裕 所長
「新幹線の改札、在来線の改札、広電のホームへとフラットでつながる世界でも稀な駅の構造を活かして、様々な人が出会い何かが生まれる、そんな場所になることを目指しています」
路面電車の乗り入れは夏ごろを予定しており、広島の玄関口のさらなる発展に期待が高まります。
(2025年3月13日放送)