暑さに強い酒米 醸した酒を披露 広島
温暖化の影響で酒米の品質の低下が問題となる中、新たに開発された”暑さに強い”品種を使った新酒が登場です。
お披露目されたのは、広島市中区で開かれた日本酒の品評会です。試飲に出された日本酒「明魂」は、県が開発した”暑さに強い”酒米、「萌えいぶき」を使っています。
酒米は温暖化の影響で品質の低下が課題となっており、県は2012年から新たな品種の開発を進めてきました。
誕生した「萌えいぶき」は高温に強く品質が安定しやすいといいます。この酒米でつくった酒は豊かな味わいが特徴です。
■湯崎英彦知事
「ふくよかで芳醇なうまみがある中でもキレがある。広島のおいしいを盛り上げてくれるんじゃないかと思った」
2024年は県内13の酒蔵が、「萌えいぶき」を使った酒の商品化に取り組みます。
(2024年4月19日放送)