【物流の2024年問題】広島県産品を空輸機で試験輸送 広島空港
4月から始まるトラックドライバーの労働時間の短縮を受け、広島県の農産品を空輸する試験運用が始まりました。
21日、広島空港では県内産の野菜などが羽田便のコンテナに積み込まれました。4月からトラック運転手の時間外労働に上限が規制されるいわゆる「物流の2024年問題」を受け、航空機での輸送が試されます。陸路では関東まで2日かかっていましたが、空路では翌日の配送が可能となり、販路拡大も目指します。
■広島県空港振興課 増田朝子さん
「すでに関東圏にたくさん野菜を出している。農家があるので今まで運べていたものが運べる手立てを作られるように考えている」
試験運用は3月中に5回行われ、4月以降の実用化を目指します。
《2024年3月22日放送》