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県内の公立普通科高校の学区制 2026年度の入試で何らかの見直しを行う可能性【徳島】

2024年7月31日 16:38
県内の公立普通科高校の学区制 2026年度の入試で何らかの見直しを行う可能性【徳島】
徳島県教育委員会 中川斉史教育長
「令和7年度入試(2025年春)については動き始めているので、そこの時点で何か変更があるというのはないのでは。では令和8年度(2026年春)はどうかというと、それは今回の有識者会議の結論によって何らかの変更、あるいは見直しがあるのは考えられるかなと」

7月30日に開かれた徳島県教育委員会の定例会見で中川斉史教育長はこのように述べ、公立高校の学区制について有識者会議での議論を参考に、現在の中学2年生が受験する2026年度の入試から何らかの見直しや変更が考えられるとしました。

(徳島県教育委員会 中川斉史教育長)
「早く結論が出せる部分と、少し慎重にする部分というのは当然あるので、それを含めて明確にしていきながら対応していく」

どのような見直しや変更を行うかについては、2025年春ごろに結論を出すとしています。

徳島県内の公立普通科高校は3つの学区に分かれていて一部のエリアをのぞいて別の学区へ進学できる割合に制限が設けられています。

これまでの有識者会議で学区制見直しにあたっては、「人口減少による学校再編を考慮する」「複数回の受験機会を設ける」などといった意見が出されています。
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