6434人が犠牲となった阪神淡路大震災から、2025年1月17日でちょうど30年です。

まだ明けきらぬ街を襲った未曽有の大災害は、私たちに自然の脅威を見せつけました。

1995年1月17日、午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。

神戸市、芦屋市、西宮市、それに淡路島・北淡町などで最大震度7、徳島でも震度4を観測しています。

この地震で6434人が亡くなり、3人が行方不明、4万人を超える人がけがをしました。

また10万棟を超える家屋が全壊、地震直後に発生した火災で7000棟以上の建物が焼失しました。

倒壊した巨大ビルや横倒しになった高速道路は世界中に衝撃を与え、神戸の人たちは長引く避難生活を余儀なくされたのです。

まだ明けきらぬ大都市を襲った直下型地震は甚大な被害をもたらし、私たちに改めて自然の脅威を見せつけました。

あの日からちょうど30年です。