「仮想空間」内でアバターを使った新しいセルフカウンセリングシステム 徳島大学が開発を発表【徳島】
徳島大学は、「仮想空間」を使った新しいセルフカウンセリングシステムを開発したと発表しました。
精神的な悩みのある人自身が、友人や家族といった親しい相談相手のアバターとなり、悩みに向きあうというものです。
これは、7月23日の会見で、徳島大学大学院社会産業理工学研究部の山本哲也准教授と、創成科学研究科の山下裕子さんが発表しました。
「VRセルフカウンセリングシステム」は、精神的な悩みのある人が仮想空間の中で「自分自身」と「相談相手」の両方のアバターとなります。
自分で悩みを相談し、「大丈夫だよ」といった相談相手からのアドバイスも自分で話します。
相談相手のアバターを友人や家族といった自分を受け入れてくれる親密な人に設定することで、メンタルヘルスへの効果が期待されるということです。
学生など60人を対象にした実験では、親密な人がアバターとなった場合は、全員が「悩みが改善した」と回答しています。
心理学者がアバターの場合は、9割の人が「改善した」と答えています。
徳島大学は、今後、悩みを抱える人のために、このシステムを社会で実際に活用できるようにしていきたい、としています。
精神的な悩みのある人自身が、友人や家族といった親しい相談相手のアバターとなり、悩みに向きあうというものです。
これは、7月23日の会見で、徳島大学大学院社会産業理工学研究部の山本哲也准教授と、創成科学研究科の山下裕子さんが発表しました。
「VRセルフカウンセリングシステム」は、精神的な悩みのある人が仮想空間の中で「自分自身」と「相談相手」の両方のアバターとなります。
自分で悩みを相談し、「大丈夫だよ」といった相談相手からのアドバイスも自分で話します。
相談相手のアバターを友人や家族といった自分を受け入れてくれる親密な人に設定することで、メンタルヘルスへの効果が期待されるということです。
学生など60人を対象にした実験では、親密な人がアバターとなった場合は、全員が「悩みが改善した」と回答しています。
心理学者がアバターの場合は、9割の人が「改善した」と答えています。
徳島大学は、今後、悩みを抱える人のために、このシステムを社会で実際に活用できるようにしていきたい、としています。