吉野川市でしめ縄づくり 県内16の神社に奉納【徳島】
新年まで残すところあと1か月半。
吉野川市では新年用として県内の神社に奉納される、しめ縄作りが行われています。
このしめ縄作りは、吉野川市の鴨島八幡神社の氏子らでつくる「麻植注連縄保存会」が毎年行っているものです。
しめ縄作り11月9日から始まり、16日は約30人が参加。
刈り取った藁を少しずつ手に取って、ハサミで長さを整えたり、直径3センチほどの稲わらの束3本を4人がかりで締め込むなどして、しめ縄を仕上げていきました。
(麻植注連縄保存会・藤原茂喜会長76歳)
「各神社の方が新年を迎えるにあたって、新しいしめ縄でお宮さんに行って手を合わすという、その時に私が作ったんだと言えるような、喜びがあれば最高かなと(思う)」
保存会によりますと、しめ縄作りは17日まで行われ、計46本のしめ縄を作ります。
完成したしめ縄は、県内16の神社に奉納されます。