10月末までに3億2847万円の特殊詐欺の被害 今年の最大被害額は4140万円【徳島】
今年徳島県内で確認された特殊詐欺の被害額は、10月末までに3億2847万円となっていて、過去10年で最大だった年に迫る額となっています。
徳島県警によりますと、今年10月末までの10か月間に県内で確認された特殊詐欺の被害額は、去年の同じ時期の5.8倍となる3億2847万円で、過去10年間で最大だった2014年の年間3億4101万円に迫る被害額となっています。
大半を占めるのはウソの儲け話を持ち掛ける金融商品詐欺で、被害額は2億円を超えています。
架空の事実を口実に金を騙し取る架空料金請求詐欺は去年の同じ時期の2倍となる、28件発生していて10月、県内の70代女性が老人ホームの名義貸しに絡む架空料金請求詐欺に遭い、今年の最大被害額となる4140万円を騙し取られています。
県警は「050から始まる不審な電話が海外からかかってきたら特殊詐欺をうたがって」と注意を呼び掛けています。