徳島県の鳴門渦潮高校の剣道部監督の50代の男性教諭に遠征中の飲酒や部員への暴言など問題行動があったとして、退任を求める要望書が出されていることがわかりました。

学校と徳島県教育委員会によりますと、男性教諭は2024年4月と5月、部が県外遠征を行った際、夕食時に飲酒をしたため、その夜、部員1人が発熱したのに病院へ連れていけず、遠征先の教諭が代わりに連れて行ったということです。

また、部員に対し「俺の言うことが分からん病か」といった暴言もあったなどとして、6月、保護者や部員から監督退任を求める要望書が学校と県教委に提出されました。

学校と県教委は「現在、事実関係を精査中」としています。

なお現在、男性教諭は剣道部の指導から外れ、別の顧問2人が指導にあたっています。

男性教諭は「部員に謝罪したい」と話しているということです。