無免許運転発覚の元プロ野球選手と車を貸した現役プロ野球選手に罰金30万円の略式命令(清水簡易裁判所)
6月に無免許運転が発覚したプロ野球ウエスタンリーグ「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の元選手ら2人について、清水簡易裁判所は罰金30万円の略式命令を出しました。
略式命令を受けたのは、「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の元選手と現役選手の2人です。このうち元選手の男性は2024年4月15日から17日までの3日間、無免許にもかかわらず現役選手の男性から車を借りて静岡市清水区内の道路で運転したことが発覚しました。
警察は、2024年6月、元選手と車を貸した現役選手の2人を道路交通法違反の疑いで書類送検していました。その後、清水区検は道路交通法違反の罪で略式起訴し、清水簡易裁判所が7月3日までに2人に対し罰金30万円を出しました。元選手の男性は、無免許運転が発覚後に退団しています。
これまでの警察の調べで元選手の男性は「楽だから」と話し、車を貸した現役選手の男性は、「無免許と知っていたが断り切れなかった」と話しています。