「アクティブシニア集落」は、高齢者が積極的に地域活性化に取り組んでいる過疎地域を徳島県が認定するもので、これまで那賀町の木頭集落など8集落が選ばれています。

新たに徳島県美波町の伊座利集落が選ばれ、3月12日に徳島県庁で認定式が行われました。

認定証を受け取ったのは、「伊座利の未来を考える推進協議会」の坂口進さんです。

坂口さんは2000年に会を結成し、都市部からの漁村留学を企画するなど交流人口増加に力を入れています。

行政に頼らない、地域活性化への取り組みが評価されました。

（伊座利の未来を考える推進協議会会長 坂口進さん）
「できるときにできることをしていきたいと思うけど、いま人が減っていて難しい所。がんばります」

このほか、地域活性化に貢献した団体に贈られる2024年度の「とくしま集落再生表彰」に、草木染の材料「日本茜」を活用した観光ツアーを行う徳島県三好市の「阿波あかね会」、徳島県上勝町で観光旅行を企画する「パンゲア」、同じく上勝町でボランティアタクシーを運営する「ひだまり」がそれぞれ選ばれました。