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「やってはいけないことをしてしまった」などと起訴内容を認める 傷害致死の罪に問われている男の初公判【徳島】

2024年7月16日 18:03
「やってはいけないことをしてしまった」などと起訴内容を認める 傷害致死の罪に問われている男の初公判【徳島】
2023年3月、同居する義理の父親に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われている男の初公判が、7月16日に徳島地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状によりますと、男は2023年3月、阿波市市場町の自宅で80代の義理の父親をハンマーや炊飯器で殴るなどして死亡させた、傷害致死の罪に問われています。

7月16日、徳島地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、男は「やってはいけないことをしてしまった」などと、起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、男が、体調を崩していた母親が死んだのは、被害者である義理の父親が適切に面倒を見なかったためと強い怒りを感じ、犯行に及んだと指摘しました。

その上で、中等度の精神障害はあるものの、責任能力はあったと主張しました。

一方、弁護側は、「被告には重度の精神障害があり、責任能力はなかった」と、主張しました。

公判は、7月17日も開かれます。
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