「遺体を家族のもとへスムースに」 災害による犠牲者の身元特定訓練【徳島】
県警や県医師会などは1月23日、大規模災害が発生し、大きな被害が出たとの想定のもと、遺体の身元を特定する訓練を行いました。
訓練には、県警や県医師会、それに災害で犠牲となった人の遺族を支援する「日本DMORT」という団体などから約130人が参加しました。
南海トラフ地震が発生し、津波などによって多数の犠牲者が出たとの想定で、遺体に見立てた人形が検視場所に運ばれると、警察の検視官らが体の損傷状況や死因などを調べます。
このあと、医師が歯に特殊なライトを照らし、歯の治療跡と記録を照らし合わせるなどして、遺体の身元を確認しました。
行方不明届けがあった人物の家族に照合の上、遺体を引き渡して一連の流れは終了です。
(徳島大学大学院法医学分野・主田英之准教授)
「(災害時の)それぞれの役割分担であるとか、作業の引き継ぎであるとかいうことが確認できたと思います」
(県警捜査第一課・石橋渉統括検視官)
「(遺体を)ご家族の方にスムーズにお返しできるよう、体制づくりが非常に重要かと思いますので、この訓練を通じて警察は迅速に動けるように対応できるようにしていきたいなと」
訓練には、県警や県医師会、それに災害で犠牲となった人の遺族を支援する「日本DMORT」という団体などから約130人が参加しました。
南海トラフ地震が発生し、津波などによって多数の犠牲者が出たとの想定で、遺体に見立てた人形が検視場所に運ばれると、警察の検視官らが体の損傷状況や死因などを調べます。
このあと、医師が歯に特殊なライトを照らし、歯の治療跡と記録を照らし合わせるなどして、遺体の身元を確認しました。
行方不明届けがあった人物の家族に照合の上、遺体を引き渡して一連の流れは終了です。
(徳島大学大学院法医学分野・主田英之准教授)
「(災害時の)それぞれの役割分担であるとか、作業の引き継ぎであるとかいうことが確認できたと思います」
(県警捜査第一課・石橋渉統括検視官)
「(遺体を)ご家族の方にスムーズにお返しできるよう、体制づくりが非常に重要かと思いますので、この訓練を通じて警察は迅速に動けるように対応できるようにしていきたいなと」
最終更新日:2025年1月23日 21:33