×

「新しいことに挑戦してみたい」 元日本代表の柿谷曜一朗選手が引退会見【徳島】

2025年1月23日 18:45
「新しいことに挑戦してみたい」 元日本代表の柿谷曜一朗選手が引退会見【徳島】
2024シーズン限りで徳島ヴォルティスを退団し、現役引退を発表した柿谷曜一朗選手が1月23日、大阪で引退会見を行いました。

会場にスーツ姿であらわれ、一礼をしてから会見に臨んだ元日本代表の柿谷曜一朗選手

(柿谷曜一朗選手)
「天才って言われれば言われるだけ、普通のプレーをミスするとダメージがでかいので、天才とか言われるのは嫌でしたね」

16歳の時にセレッソ大阪でプロデビューした柿谷選手。

2009年に徳島ヴォルティスに移籍し、才能を大きく開花させました。

その後は日本代表や海外も経験し、J1のセレッソ大阪や名古屋グランパスを経て2023年からヴォルティスに復帰。

復帰1年目は7ゴールを挙げましたが、2024年はゴールを挙げることができず、徳島ヴォルティスを昨シーズン限りで退団していました。

去就が注目された中での現役引退となった柿谷選手。

引退を決断した理由については…

(柿谷曜一朗選手)
「サッカーに対する熱が冷めたわけではないんですけど、新しいステージに立ってみたい、新しいことに挑戦してみたいということが、数年前から少しあったので、そういう気持ちの中で、今回いくつかオファーを出してきてくれたチームはあるんですけど、中途半端な気持ちでプレーするのは違うなっていうことで」

会見の途中では、19年の現役生活を振り返って、感極まり涙を流す場面も…

ヴォルティスには、合計5シーズン在籍していた柿谷選手。

記者からヴォルティスへのメッセージを求められると…

(柿谷曜一朗選手)
「19歳の時にちゃんとプロサッカー選手としての道を作ってくれた徳島ヴォルティスのスタッフ、選手だけじゃなく、サポーターの皆様には本当に心から感謝しています。何とかJ1に上げて徳島のためにプレーしたかったなっていうのはあります。」

会見の終盤には、かつて一緒にプレーしていた徳島ヴォルティスの佐藤晃大CCOから花束が手渡されました。

引退後の活動について聞かれると…

(柿谷曜一朗選手)
「サッカー系の文化人として幅広く活動していければなと思っていますし、今までの経験を少しでも伝えていけたらなと思っています。」
最終更新日:2025年1月23日 21:32
四国放送のニュース