約86万円を横領 菊池市教委の職員を懲戒免職 施設予約システムの料金徴収データ改ざん
菊池市教育委員会は、主催する事業などで市民から徴収した費用など約86万円を横領したとして40代の職員を懲戒免職としました。
12月6日付で懲戒免職処分となったのは、菊池市教育員会の44歳の会計年度任用職員です。菊池市教育委員会によりますと、職員は2022年度から今年度にかけ、教育委員会が管理する施設の使用料や、主催した事業の市民からの徴収金の一部、あわせて86万円あまりを横領したということです。
職員は、事務室で一人になった時に金庫から金を出していた一方で、施設の予約システムの料金徴収データを改ざんし、実際には徴収されていないように見せかけるなどして発覚を免れていたということです。
11月中旬、金庫の中にあるはずの現金がないことがわかり、関係する職員に聞き取りをした結果、本人が申し出ました。横領した現金は全て返金されているということです。