「頑張れ!のと鉄道」熊本地震から復活の南阿蘇鉄道など熊本の3セク鉄道3社が募金活動
石川県の能登半島を走る第3セクターの「のと鉄道」。能登半島地震で線路に大量の土砂や岩が流れ込むなどの被害を受け、全線で運転を見合わせています。15日現在、復旧の見通しはたっていません。
被災した「のと鉄道」の力になりたい…。15日、南阿蘇鉄道の高森駅に設置されたのは「頑張れ!のと鉄道」と書かれた募金箱です。8年前の熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇鉄道。全国からの支援を受けて去年7月、全線再開を果たしました。
今回、募金を始めたのは南阿蘇鉄道だけではありません。4年前の熊本豪雨で被災し、現在、全線再開を目指している「くま川鉄道」。そして、同じ第3セクターの「肥薩おれんじ鉄道」も支援に名乗りを上げました。
■南阿蘇鉄道 山本英明さん
「同じ第3セクターの仲間ということで、一緒にやろうと始めた。私たちも非常に多くのご支援をいただいていたこともあって、その恩返しじゃないですけど、一日も早く元の姿に戻れるように頑張っていただきたいというエールを贈りたい」
募金は3つの鉄道会社の窓口がある駅で3月31日まで行われ、全額、のと鉄道に寄付されます。