USB販売預託商法のWILLとVISIONの投資詐欺 被害広がる
熊本県内でも被害が相次いでいるUSB販売預託商法を使った投資詐欺について、弁護団による被害者説明会が開かれました。
問題となっているのは、「WILL」と「VISION」の投資詐欺で、被害者説明会には県内に住む25人が参加しました。
「WILL」と「VISION」は、「ゲームなどのアプリが入っているとされるカード型のUSBメモリを運用すると、3年間で12万円の利益が出る」とうたい、USBを約60万円で販売。
しかし実際には運用されず、支払いが途絶えたり、換金できない仮想通貨で支払われるなどの被害が続出しました。
去年11月、県弁護士会の相談窓口には9件、総額1億2900万円あまりの被害相談が寄せられました。
弁護団では、「VISION」に代わって勧誘行為をした代理店や個人に対しても損害賠償を求める方針で、被害者からの電話相談を受け付けています。
【弁護団事務局】山本・中山法律事務所 096-319-1800