生活保護受給者の個人情報漏えい 誤って別の受給者に書類を送付 熊本市
送付先の変更作業で…
熊本市は12日、生活保護受給者の個人情報が漏えいしていたと発表しました。書類を誤って別の受給者に送ったということです。
漏えいしたのは、熊本市西区保護課が担当する生活保護受給者1人の個人情報です。熊本市によりますと11月、生活保護受給者に決定通知書を郵送する際、1通を誤って別の受給者に送ったということです。決定通知書には、受給者の氏名のほか12月分の支給額も記載されていました。
ケースワーカーが送付先の変更作業をする際、別の受給者の住所を書き換えてしまったということで、熊本市は情報が漏えいした受給者に謝罪したということです。
熊本市は再発防止策として、送付先の変更が必要な場合は申請書の提出を求めること、入力後に管理職が内容を確認をすること、これらの手順をマニュアルで明文化し共有するとしています。
熊本市で今年度起きた個人情報漏洩は、34件に上っています。
最終更新日:2024年12月12日 19:00