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豪雨被災で運休続くJR肥薩線『鉄道での復旧』最終合意に向け専門部会設置を確認

2024年6月6日 19:56
豪雨被災で運休続くJR肥薩線『鉄道での復旧』最終合意に向け専門部会設置を確認
熊本豪雨で被災したJR肥薩線について、今年4月に「鉄道での復旧」で基本合意した後、初めてとなる熊本県と地元の協議会が6日開かれました。会議では、最終合意に向け地元自治体らが専門部会を設置することを確認しました。

6日に開かれたJR肥薩線再生協議会には、沿線12の自治体の首長に加え、4月に就任した亀崎直隆副知事が初めて参加しました。

JR肥薩線は、2020年の熊本豪雨で被災し、八代駅と鹿児島県の吉松駅を結ぶ86.8キロの区間で運休が続いています。今年4月、JR九州と国、県は、地元自治体が線路や施設を管理し、JR九州が運行を担う「上下分離方式」を採用することや、観光利用と日常利用を具体化するなどを条件に、鉄道での復旧に向けて基本合意しました。

会議では、年度末の最終合意に向けて今後、「観光利用」と「日常利用」で、それぞれの施策を具体化するため専門部会を設置することを確認しました。

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