五木村の木下丈二村長はきょうの村民集会で、国が川辺川に計画している流水型ダムの建設を受け入れる意向を表明しました。

集会には村民143人が参加し村が川辺川のダム建設事業の経緯や地域振興策などについて説明しました。
そのうえで木下丈二村長が、環境への影響、地域振興に対する国と県の支援の方向性、住民の意見などを総合的に踏まえた結果、ダム建設を受け入れる考えを示しました。

■五木村・木下丈二村長
「流水型ダムを前提とした村づくりに向けて新たなスタートラインに立つべきであると判断いたしました」

参加者からは「村が振興していく上で予算的なことを考えてもダムは必要」との意見の一方で「ダムを前提としない振興策は考えないのか」などの反対意見も出ました。