「酒が抜けていないこと認識」同僚と酒を飲んだ後運転 男性消防士を停職5か月処分
上益城消防組合消防本部は、酒気帯び運転をした男性消防士を7日付で停職5か月の懲戒処分としました。
停職5か月の懲戒処分を受けたのは、上益城消防組合消防本部に勤務する29歳の男性消防士です。上益城消防組合によりますと、男性消防士は今年8月、熊本市中央区の飲食店で同僚3人とビール7、8杯やグレープフルーツサワー2、3杯を飲んだ後、酒が抜けていないことを認識しながらも車を運転。警察の飲酒検問で呼気から基準値の4倍のアルコールが検出されました。
■上益城消防組合消防本部 東良昭消防長
「今回の件に関しましては、住民の信頼を大きく失墜させるものであり、このようなことが2度と起きないよう、職員一丸となって信頼回復に努めてまいります」
上益城消防本部は上司6人も訓告や厳重注意としました。男性消防士は「深く反省しております」と反省の言葉を述べ、7日付で依願退職したということです。