19日の熊本県内は冷え込み、阿蘇では朝から雪が降って一面銀世界になりました。午後4時50分現在、広い範囲で大雪･着雪注意報が発表されていて、気象台は山間部を中心に大雪への注意を呼びかけています。

19日朝の阿蘇市内牧。車体に雪を積もらせた車が温泉街を走っていました。

雪が降りしきる阿蘇山上では、スタッフが駐車場の雪を取り除く作業に追われていました。

雪の影響で交通機関にも乱れが。JR豊肥線では、滝水と大分県の豊後荻の間で特急列車が積雪で倒れた竹にぶつかりました。乗員乗客21人にけがはありませんでしたが、宮地から豊後竹田の間で一時運転を見合わせました。

気象台によりますと、このあと20日にかけて雪はいったん落ち着くものの、21日(木)から22日(金)にかけて、再び大雪となるおそれがあるということです。路面の凍結による交通障害や農作物の管理に警戒･注意するとともに、電線や樹木などへの着雪に注意してください。