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南阿蘇鉄道で働く地域おこし協力隊員の給料の一部が未払い 10人で約450万円

2024年2月2日 19:34
南阿蘇鉄道で働く地域おこし協力隊員の給料の一部が未払い 10人で約450万円

南阿蘇鉄道で働く地域おこし協力隊員の給料の一部が未払いであったことが明らかになりました。

賃金の未払いが発覚したのは、地域おこし協力隊員として南阿蘇鉄道で働く職員10人分の週30時間の勤務を超えた際の給料です。高森町と南阿蘇村によりますと10人は当初、南阿蘇鉄道で週30時間を目安とした勤務で高森町・南阿蘇村と契約を結び、給料は自治体の地方交付税から支払われていました。

一方で協力隊は“副業”が可能で、南阿蘇鉄道は希望する隊員が週30時間を超えて働けるよう個別に雇用契約を結び、南阿蘇鉄道の職員と同じ、月約170時間の勤務を可能にしました。

しかし実際は、自治体から支払われる週30時間、月120時間分の給料しか支払われず、超過した約50時間分は未払いとなっていました。

未払いの期間は2020年6月から去年10月までの3年あまりで、金額は10人合わせて約450万円にのぼります。去年10月、関係者から南阿蘇村に報告が寄せられ発覚しました。南阿蘇鉄道は去年12月から未払い分の支払いを始めています。

南阿蘇鉄道の中川竜一鉄道部長はKKTの取材に対し、「地域おこし協力隊員と職員の活動時間の認識が徐々に曖昧になってしまっていた」とコメントしています。

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