9日夜、熊本市北区のJR豊肥線の踏切で列車と乗用車が衝突する事故がありました。けが人はいませんでしたが、豊肥線が最大3時間50分遅れ、約600人に影響が出ました。

事故があったのは、熊本市北区龍田陳内のJR豊肥線･宮の前踏切です。警察などによりますと、9日午後9時45分頃、踏切内で立ち往生していた乗用車と熊本駅行きの上り列車が衝突しました。車を運転していた男性(56)は逃げ出してけがはなく、列車の乗客乗員約60人にもけがはありませんでした。

■緒方大樹記者
「事故から2時間以上が経過しましたが、今も線路内で作業が続いています」

この事故で、豊肥線は最大3時間50分遅れ、約600人に影響が出ました。

車を運転していた男性は｢踏切を渡ろうとしたが、前の車が動かなくなり立ち往生してしまった｣と話しているということです。警察が詳しい事故の原因を調べています。