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初の南海トラフ地震臨時情報で熊本県が警戒態勢「1週間程度は警戒を」

2024年8月9日 12:16
初の南海トラフ地震臨時情報で熊本県が警戒態勢「1週間程度は警戒を」

8日に日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、初めての「南海トラフ地震臨時情報」が出されたことを受けて、熊本県は警戒態勢をとっています。

県防災センターでは8日の地震発生直後から、3段階ある警戒レベルのうち初動にあたる「警戒態勢」を取り、職員が情報収集を続けています。

県によりますと県内では、八代市で50代の女性が避難中に足首をけがしたほか、玉名市で70代の女性が自宅で転倒し大腿骨を骨折する重傷を負いました。



県では8日夜、気象庁が初めて出した南海トラフ地震臨時情報をを受けて、おおむね1週間程度警戒態勢を続ける方針です。

■県危機管理防災課・有田知樹審議員
「普段からの備えに加えて、非常持ち出し品の確認や避難場所・経路の確認、報道はじめさまざまな情報収集をしてほしい 」

県は宮崎県の情報も収集していて、今後、職員の派遣や物資の輸送を検討するということです。

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