【体罰認定】児童が座っていた箱いすを教諭が蹴り転倒させる 熊本市教委は処分検討
熊本市体罰等審議会は22日、小学生が座っていた椅子を蹴り、転倒させた教諭の行為を体罰に認定しました。
熊本市教育委員会によりますと、体罰と認定されたのは、今年度の2学期、熊本市内の小学校で学習用プリントの準備をめぐる児童とのやり取りで勘違いをした教諭が、児童が座っていた木製の箱いすを蹴った行為です。児童は転倒して尻もちをつきましたが、けがはなかったということです。
教諭は児童のクラス担任ではなく教科を担当しており、「自分の指導は適切ではなかった。今後は一切しません」と話しているということです。熊本市教育委員会は今後、教諭の処分を検討する方針です。